国際環境NGOグリーンピース・ジャパンでは、
『キルギスの誘拐結婚』や『ヤズディの祈り』など、
女性の人権をテーマに撮影を続けるフォトジャーナリスト
林典子さんを迎えて、トークイベントを行います。
グリーンピース・ジャパン新事務局長の米田祐子からは、
17年にわたってNGO活動に携わってきたアジア、アフリカの開発現場での経験を語ります。
「みんなで話そう、女性の人権と環境」
【日時】2017年3月9日(木)19:00~21:00
【会場】SHIBAURA HOUSE
http://www.shibaurahouse.jp/
JR 田町駅芝浦口より徒歩7分
都営三田線・浅草線 三田駅A4出口より徒歩10分
【内容】
自然災害や環境汚染、大事故に直面したとき、
わたしたち、特に女性と子どもは、
全体をつかむための正確な情報を知ることが困難な場合があります。
東京電力福島第一原発事故の初期には、
政府からの情報が不足したため、
無用な被ばくを引き起こしました。
このイベントでは、女性の人権について、環境汚染や開発の現場から考えます。
会場のみなさんとも語り合う時間を設けています。
グリーンピースの福島での放射線調査などの活動や、
『3.11原発事故 被害者の人権をまもる国際署名』についてもご紹介します。
ジェンダーに関係なく、どなたのご参加もお待ちしています。
【定員】 約50名(予約の必要はありません。当日会場に直接お越し下さい)
【参加費】無料
【出演者プロフィール】
林典子さん
フォトジャーナリスト。イギリスのフォト・エージェンシー 「Panos Picture」所属。大学時代の2006年に、西アフリカのガンビア共和国の現地新聞社「The Point」紙で写真を撮り始める。以降、国内外で取材を続け、National Geographic 日本版、ワシントン・ポスト、デア・シュピーゲル、インターナショナル・ヘラルド・トリビューン、GEO誌(ドイツ版、フランス版)、DAYS JAPAN、マリ・クレール (イギリス版)などの雑誌や新聞でのニュース報道や、ドキュメンタリー作品の発表を行う。
12年DAYS国際フォトジャーナリズム大賞、13年フランス世界報道写真祭Visa Pour L'Image(ビザ・プール・リマージュ)報道写真特集部門「Visa d'or」金賞、14年NPPA全米報道写真家協会賞1位など受賞。著書に『フォト・ドキュメンタリー 人間の尊厳 ―いま、この世界の片隅で』(岩波新書)、写真集『キルギスの誘拐結婚』(日経ナショナル ジオグラフィック社)、『ヤズディの祈り』(赤々舎)など。
オフィシャルサイト www.norikohayashi.jp
米田祐子
国際環境NGOグリーンピース・ジャパン事務局長。2016年8月より現職。
アジア、アフリカなど発展途上国での17年間にわたるNGO活動を通し、開発の仕事に携わる。国際的な開発NGOで携わった事業の中には、内戦中のソマリアでの市民団体の強化、カンボジアの少数民族の土地や森林と生活を守る活動、リベリアでのエボラ出血熱に苦しむ子ども達やその家族への緊急支援、そしてラオスでの衛生教育が含まれる。環境を守るためには、人間と自然の関係を見直さなければならず、価値観や生活スタイルを一人一人が見つめ直すことだという信念を持つ。
主催:国際環境NGOグリーンピース・ジャパン
お問い合わせ:03-5338-9800 国際環境NGOグリーンピース・ジャパン 担当:関本