「スマホの画面が割れてしまった!」なんてこと、ありませんか?または、「バッテリーを交換するために、結局新しい本体に替えた」なんてことは?日本だけではなく、全世界で使われているスマホ。販売から10年で、合計で71億台が生産されてきました。スマホを製造するときにはもちろん、電気電子機器の廃棄物(eウェイストと呼ばれます)が環境や社会に与える問題は深刻化しています。限りある地球の資源やエネルギーと、そして人々の労力によってできているスマホを、たった数年で使い捨てにするのではなく、修理しやすくて長く使えたら、お財布にも地球にも優しいですよね。
でも、実は、スマホは自分で修理がしにくく、長くは使えない設計になっているんです。開けにくい特殊なネジが使われていたり、画面がガラスでできていて割れやすかったり、バッテリーが端末に強力に粘着されていて、交換できなかったりするのは、IT企業が「修理して長く使うこと」を設計のときに考えていないことを示しています。
でも、IT製品の寿命を伸ばすことは技術的には可能です。今回、ディバイスの分解と無料修理マニュアルで知られるアメリカの企業iFixitが、ガジェットの分解を通じて、修理を阻む設計とは何かデモンストレーションを行います。そして、レアメタル採掘からeウェイストまで、「スマホの一生」について、お話しします。
eウェイスト問題、そして地球に優しいスマホなどのIT製品について、一緒に考えてみませんか?
iFixitの共同創業者のカイル・ウィーンズさんが来日中の貴重な機会。ご都合のつく方は、ぜひお越しください!
詳細
日時:7月6日(木)18:30 - 20:00(開場:18:00)
場所:芝浦ハウス(住所:東京都港区芝浦3-15-4)
JR田町駅から徒歩5分
アクセス http://www.shibaurahouse.jp/about/access_contact
料金:無料